さかまのパワプロブログNEO

竜党。パワプロでOB選手を再現しています。

どん底の竜達【キャンペーン】

f:id:sasakama_sakama2828:20231003164043j:image

21世紀球団ワーストの借金記録、球団79年振りの4連勝以上なし、平成以降のNPB最少得点記録と2023シーズンも苦しい戦いが続いた中日ドラゴンズ。しかし、そんなチーム状況でも若手や新戦力の台頭、移籍組の大活躍、何より下位に沈みながらも戦い抜いた選手達の姿は何度も感動を与えてくれました。

そこで今回はドラゴンズが最下位に沈んだ年に焦点を当てて選手を作成していきたいと思います!資料や情報収集の事情から1968年以降の最下位イヤーを作っていきますのでお楽しみに!

 

1968年 チーム成績50勝80敗4分
フォークの神様杉下茂が8年振りに監督復帰。4月に9連勝で首位に立ったもののその後の8連敗、5月の11連敗が響き下位に低迷。シーズン途中からは杉下監督が休養、本多コーチが指揮を取ったものの8月から9月にかけて11連敗を喫するなど5位と9ゲーム差の最下位に終わった。

徳武定之(1968年)
一枝修平(1968年)
千原陽三郎(1968年)

 

1980年 チーム成績45勝76敗9分
前年新人王の藤沢公也が開幕投手を務めるも1点差で開幕戦を落としその後5連敗。大島康徳が交通事故で離脱するなどの誤算もあり6月には7連敗を喫し球宴時点で5位に5ゲーム差の最下位と低迷。7月には8勝7敗と勝ち越すも8月に10連敗と波に乗れず12年振りの最下位。故障から復帰の谷沢健一が打率.369で首位打者を獲得したことが唯一の明るい話題に。また、この年限りでチームを牽引してきたミスタードラゴンズ高木守道が現役を引退した。

戸田善紀(1980年)
藤沢公也(1980年)
水谷啓昭(1980年)
木俣達彦(1980年)

谷沢健一(1980年)
高木守道(1980年)

 

1992年 チーム成績60勝70敗0分
星野仙一が前年限りで退任し高木守道が監督に就任。5月までで20勝20敗の5分と善戦するも、夏場以降は長打が激減し低迷。9月に貯金8と盛り返したが、8月の2度の大型連敗が響き最下位に終わった。この年途中加入のパウエルは88試合で打率.308 13本で3番に定着。その後も強竜打線の中軸を担っていくこととなる。

スコット・アンダーソン(1992年)
西本聖(1992年)
前原博之(1992年)
清水雅治(1992年)
長嶋清幸(1992年)
アロンゾ・パウエル(1992年)

 

1997年 チーム成績59勝76敗1分
ナゴヤドームが完成し本拠地を移転。高いフェンスと広いドームに阻まれ前年30本塁打以上を放った大豊、山崎らの本塁打数が激減。新助っ人のゴメスは3割30本、山本昌最多勝最多奪三振、2年目の宣銅烈が38Sと実力を発揮したが投手陣のコマ不足と後半の失速で最下位に終わってしまった。

山本昌(1997年)
前田幸長(1997年)
大塔正明(1997年)
鳥越裕介(1997年)
益田大介(1997年)
荒木雅博(1997年)

 

2016年 チーム成績58勝82敗3分
前年まで兼任監督を務めた谷繁元信が専任となり望んだ球団80周年のメモリアルイヤー。新助っ人ビシエドの活躍もあり序盤はAクラス争いに加わるも勝ちきれない試合が続き8月には谷繁監督が退陣。森繁和コーチが代行で指揮を取るも、頼みの投手陣も不調で規定到達者、2桁勝利投手なしに終わり19年振りの最下位となった。

吉見一起(2016年)
小笠原慎之介(2016年)
ドリュー・ネイラー(2016年)
大場翔太(2016年)
小川龍也(2016年)
レイソン・セプティモ(2016年)
フアン・ハイメ(2016年)
高橋周平(2016年)
堂上直倫(2016年)

 

2022年 チーム成績66勝75敗2分
ミスタードラゴンズ立浪和義が監督に就任。ロドリゲス、清水達也の中継ぎ転向で鉄壁の勝利の方程式を築き序盤は5割前後を推移するも交流戦の6連敗と石川昂弥の負傷離脱が重なり最下位転落。3年目の岡林勇希が最多安打、7年目の木下拓哉が初の規定到達など結果を残すも得点力不足を解消できず最下位に。オフにこの年日本人最多打点の阿部寿樹と遊撃レギュラーを担ってきた京田陽太をトレードで放出。チーム変革、暗黒期脱出へ期待がかかる。

根尾昂(2022年)
ジャリエル・ロドリゲス(2022年)
岩嵜翔(2022年)
大嶺祐太(2022年)
ペドロ・レビーラ(2022年)
阿部寿樹(2022年)
ルーク・ワカマツ(2022年)
岡林勇希(2022年)
平田良介(2022年)

 

2023年 チーム成績56勝82敗5分
血の入れ替えを経て臨んだ勝負の立浪政権2年目。開幕前の侍ジャパンとの壮行試合で7-2と快勝、開幕戦を逆転勝利で飾るなど好スタートを切ったかに見えたが3,4月成績は8勝15敗と大きく負け越し最下位転落。シーズン途中のトレードや外国人の補強に動いたが得点力不足の解消には至らず8月26日には最大借金28と低迷。9月に初の月間勝ち越しを記録したが反撃は遅く最終戦で5位のヤクルトが勝利したことで球団初の2年連続最下位が決定した。若手の高橋宏や石川昂が初の規定到達、現役ドラフトで加入の細川が日本人13年振りの20本塁打以上を記録したが、先発投手4人が2桁敗戦、球団79年振りの4連勝以上なし、平成以降のNPB最少得点記録と苦しみ続けたシーズンとなった。試合外での問題も相次いだ中で立浪監督の来季続投が決定。崖っぷちの3年目へ、どん底の竜は蘇るか。

涌井秀章(2023年)
松山晋也(2023年)
細川成也(2023年)

 

キャンペーンまとめ記事:中日ドベゴンズ