さかまのパワプロブログNEO

竜党。パワプロでOB選手を再現しています。

スコット・アンダーソン(1992年)【パワナンバー・パワプロ2022】

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キャンペーン「どん底の竜達」

長身右腕"ガリバー"

シーズン成績 9勝14敗 防御率3.92

195cmの長駆を誇る助っ人投手。1991年に来日すると長身から投げ下ろす直球と落差のあるカーブを武器に9勝を挙げる。時折サイドスローからも投げるなど打者を幻惑したが、「ノミの心臓」と言われるほどの性格が災いし4完封ながら防御率は4点台に終わった。92年も開幕からローテーションに加わり9勝を挙げたが、前年以上に不安定な投球で5月26日から9連敗を喫するなど最終的に14敗でリーグ最多敗戦投手となってしまった。翌年からはメジャーに復帰し95年にはメジャー初勝利を挙げたが、同年限りで現役を引退した。

 

【査定について】

今回の査定で意識したのは92年ファンブックにあった「強気になれば15勝」という記述。メンタル面が克服されれば最多勝を狙えるような能力を目指した。

球種...球種は微妙に動く真っ直ぐと落差のあるカーブ(キャッチボールからナックルカーブばかり投げていたらしい カメハさんの取引先の方情報)、来日1年前に覚えたカットボール。スライダーやシュートも投げていたらしいが、投球割合も低そうなのでムービングファストに統合。

投げ下ろす球威:逃げ球重い球...アンダーソンの成績で特に目立つのは被本塁打の少なさ。被本塁打率も1年目0.68、2年目0.45と狭いナゴヤ球場が本拠地だったことを考慮すると異例の低さ(ちなみに同年に規定到達した山本昌は被本塁打率1.16)。打球を飛ばされない球威があったと考え、逃げ球だけでなく重い球も追加。

シュート回転...映像を見るとサイドから投じる時は当然シュート成分が強い。動く真っ直ぐ要素としてナチュラルシュートでも良かったが、青特が多くなるのとサイドスローから投げる時にだけ発動して欲しいので赤特の方で。

対ランナー...ランナーを出すと突然乱れる。打たれ強さに+アルファで精神面の弱さを表現。

対ピンチE...全体被打率.273 得点圏被打率.291

対左E...この年限りで退団した為、持っている資料に対戦成績が載っていないが、MLB時代から左に弱くこの年も7被本塁打中4本を左打者に打たれた(特にヤクルト秦が3本塁打!)。

 

【ひとこと】

来日前はコントロールを評価されていながら、来日後はコントロールに難ありと言われたり荒れ球という記述があったり評価もブレブレな投手。92年ファンブックによると長身からチームメイトからに付けられたあだ名が「ガリバー」だったらしい......ホンマか?

 

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