シーズン成績 1勝1敗10HP 防御率2.27
2009年ドラフト2位左腕。フィリピン人の母親を持ち2012年には第3回WBC予選のフィリピン代表にも選出された。当初は先発として起用されていたが、結果が残せなかったこともあり2015年4月にサイドスローに転向。転向当初は腰痛や「バッターに投げるレベルでは無い」状態に陥るなど苦しんだが、ファームでの修練を経て2016年は開幕一軍入り。主に左打者へのワンポイントとして起用され44試合の登板で防御率2点台、WHIP0.95の好成績を残した。2017年は18試合の登板に終わると翌2018年途中に金銭トレードで西武へ移籍。左の中継ぎとして18-19年の連覇に貢献した。
【査定について】
クロスファイヤー この年の速球は被打率.232 空振り率8.9% 腕を下げたことで球威が上がったタイプで特に右打者の内角へのストレートが威力を発揮し対左に多く起用されながら対右.152 対左.205と右打者の方が抑えた。この年はスライダーも被打率.158と良かったが、このピッチャーの真骨頂は右打者へのクロスファイヤーだと思うので対左は上げず。(実際キャリアハイの西武時代も右打者への数字の方が良い。)
変化球 ストレートとスライダー、カーブで投球の9割以上を占めるがシュート、スクリュー系も1割ぐらい投げている。スクリューに本格的に取り組んだのはこの年のオフからだが、西武時代には決め球にもなるので付与。
奪三振 奪三振率9.66 翌年も一軍では12.1回で9個だがファームでは25.1回で30個 西武に行ってからは打たせて取るタイプになった。
クイックB サイドに転向当初はフォームが安定しなかったがクイックで投げることによってフォームが安定。西武の入団会見でも長所として自ら挙げている。
対ピンチC 年間被打率.189 得点圏被打率.133 対左を上げなかったので甘めに査定して付与。
【ひとこと】
変化球は迷った挙句3球種にしましたがデフォみたいに2球種でも良いと思います。
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