さかまのパワプロブログNEO

竜党。パワプロでOB選手を再現しています。

益田大介(1997年)【パワナンバー・パワプロ2022】

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キャンペーン「どん底の竜達」

ドーム野球の申し子

シーズン成績 打率.269 2本 24打点 11盗塁

俊足強肩とシュアな打撃を兼ね備えた外野手。95年ドラフト5位でドラゴンズへ入団すると、1年目から頭角を現し49試合ながら3割を超える打率を記録。ナゴヤドーム移転初年度となった2年目にはレギュラー外野手の不調も重なりセンターの定位置を奪取すると、主に一番を務め規定打席にも到達。リーグ最多の8三塁打を記録するなど新球場のレギュラーを掴んだかに思われた。しかし翌年以降は新加入の関川浩一に出番を奪われ出場機会が減少。攻守に状況判断が悪いプレーも仇となり、ベンチを温めることが多かったが99年日本シリーズでは6割を超える打率を記録しシリーズ首位打者と意地を見せた。00年に肩を故障したこともあり01年シーズン途中に近鉄へとトレード移籍。シーズン終盤には北川博敏の代打サヨナラ逆転満塁優勝決定弾をお膳立てする四球を選ぶなど代打要員として活躍。その後分配ドラフトを経て楽天へと移籍し、06年限りで引退。現在は楽天の球団職員を務める。

 

【査定について】

パワー...シーズンでは規定打席に到達し2本塁打だが、大学時代には4番を務めるなど元々パワーのある選手。ウエスタンでは98年に76打数4本塁打、99年は200打数6本塁打と数字も残している。何より近鉄時代の03年に1軍で7本塁打を記録しているのがパワーのある証左。完全にアベレージタイプの打者ではないと考えDに。

インコースヒッター...当時のプロ野球カードに「内角のさばきは絶品で、ファウルにせずライト線の内側へしっかり落とす。」との解説が。これも三塁打数を増やした一因となったか。

選球眼...四球数としてはそこまで多くないのでかなり迷ったが、やはり近鉄時代の印象が強い(応援歌でも選球眼が歌詞にも入っている。)。99年の日本シリーズでも2四球を選んでいるので、大事なところで選べる打者だと判断して追加。

守備力...上述の通り判断が悪いプレーは目立ったが、エラー数自体は少ない。数字に現れないところのミスが多かったと考え守備は低めに。

 

【ひとこと】

ドーム元年の97年といったらこの選手。関川の移籍や李鍾範の外野転向がなければもっと中日にいたかもしれませんが、北川の優勝決定弾のお膳立てがあっただけで良い移籍だったと思っちゃいますね。

 

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