堅実守備の大型遊撃手
シーズン成績 打率.208 2本 16打点 10盗塁
身長188センチを誇る大型遊撃手。明治大学時代には小久保裕紀、井口資仁らと共に全日本メンバーに選出され1993年ドラフトで中日を逆指名し入団。10.8決戦でも立浪和義の負傷後に守備に就くなど1年目から出場を重ね、96年には77試合の出場ながら打率.276 3本、チーム最多の21犠打、8盗塁を記録。ドーム元年となった97年は2番遊撃で開幕スタメンを掴むと身体能力を活かした守備で存在感を発揮。課題であった送球、捕球も改善し遊撃の日本記録となる守備率.997を記録した。反面打撃では打率.208と精細を欠きレギュラー定着とはならず。翌年色々あって出場機会を減らし98年オフダイエーホークスにトレードとなったが、その安定した守備力で内野陣を支え選手、コーチとしてホークスの優勝に何度も貢献した。
【査定について】
対左F...対右打率.227 対左.170
パワー...本塁打数で見ると少ないが、大柄な体格を活かしたバッティングで入団当初は高木守道監督にも「長打が打てて守れるショート」として期待されていた。実際二軍ではルーキーイヤーの94年に172打数で8本塁打を放っている。対左をFまで下げたので今回はDに。
走力...入団時の記事によると100メートル11秒3の俊足で、脚力を活かした守備範囲も持ち味だったという。数は多くないがこの年チーム3位、前年チーム最多盗塁を記録しており、星野監督もドーム野球を模索する中で走れる選手として鳥越を抜擢したと思うので今回はBで。
肩力...こちらも入団時の記事では遠投120メートルの強肩と紹介されている。もちろん遠投記録=肩力では無いが、書籍でも地肩の強さを評価されており守備面での評価が高い選手なのでBまで上げても良いのではないだろうか。
意外性...これはホークス時代も含めたイメージ寄りの査定。得点圏打率が.270と高くチャンスで打てることも意識。
【ひとこと】
今まで色んな方が再現してきた鳥越ですが、今回は身体能力高めな査定にしてみました。あとは打てれば文句なしのレギュラーなのに!という感じも出せたと思います。
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