さかまのパワプロブログNEO

竜党。パワプロでOB選手を再現しています。

上川誠二(1989年)【パワナンバー・パワプロ2022】

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キャンペーン「世紀のトレード」第3弾

ラニ内野手 新天地で2桁本塁打

シーズン成績 打率.285 12本 43打点

ガッツのあるプレーでファンを湧かせた内野手。ロッテへの移籍後は併用が続き規定打席に到達した年はなかったものの、1989年に移籍後初の100試合出場と自身初の2桁本塁打を記録。打点もキャリア最高の43打点を記録するなど存在感を示した。

 

【査定について】

意外性...前回作成した時には付けなかったが、1年目に江川からサヨナラ打を放ったり日本シリーズ敢闘賞を受賞するなど伏兵的な活躍が目立つ。この年は規定未到達ながら12本塁打を記録するなど特に意外性を発揮した年ではないだろうか。

併殺...規定未到達で11と俊足タイプの左打者としては多め。ボール球にも食らいつく打撃スタイルなので併殺も多かったのかな。

 

【ひとこと】

ロッテ時代の上川は割と珍しいかも。中日時代はレギュラーだっただけにロッテで出場機会を減らしたのはもったいないですね。

 

 

大石友好(1987年)【パワナンバー・パワプロ2022】

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キャンペーン「世紀のトレード」第2弾

若竜導くリリーフキャッチャー

シーズン成績 打率.205 1本 8打点

西武・中日で活躍した強肩捕手。河合楽器から入団後1年目から77試合に出場。82年には正捕手の座を掴みかけ日本シリーズでも好リードを見せたが、伊東勤の台頭もあり出場機会が減少。84年オフに田尾安志とのトレードで杉本正と共に中日に移籍。移籍後は怪我がちだった中尾や若手時代の中村武志の控え捕手の座を掴み、在籍7年で336試合に出場。88年は勝ち試合で抑えの郭源治とバッテリーを組む「リリーフキャッチャー」として優勝に貢献した。

 

【査定について】

好リードの控え捕手 キャッチャーC...現役を通じてリードやキャッチングが良かったが、この年は特に本領を発揮した年である。この年の週ベによると10/9時点で正捕手中尾のスタメンマスク時の防御率3.86に対し、大石のスタメンマスク時は防御率2.83と1点以上の差がある他、極めつけは近藤真一の初登板ノーヒットノーラン試合で一試合マスクを被ったのが他ならぬ大石である。文句なしでキャッチャーCをつけられるだろう。

肩 送球...西武時代には球団一と評された強肩で高い盗塁阻止率を記録している。この年も盗塁阻止率.467(15-7)。翌年も.433(30-17)。

 

【ひとこと】

打撃は非力だけどそれ以外の能力は文句なし。84年に捕手不足で優勝を逃した中日からすれば88年の優勝にも繋がる意外とドンピシャな補強だったんじゃないでしょうか(交換相手が田尾で良かったかは別にして)。

 

 

 

 

杉本正(1986年)【パワナンバー・パワプロ2022】

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キャンペーン「世紀のトレード」第2弾

技巧派ミラクル左腕

シーズン成績  12勝13敗 防御率3.01

3球団を渡り歩き通算81勝を記録した技巧派左腕。1980年のドラフト3位でライオンズへ入団し、ルーキーイヤーには初登板初完封を達成。左のローテーション投手として82年と83年の日本シリーズでも計4試合に先発登板。84年オフに大石友好と共にドラゴンズへトレード移籍すると、86年から二年連続2桁勝利を記録。87年は開幕投手も務めるなど先発の一角として活躍し88年は6勝で11年振りのリーグ優勝に貢献した。

 

【査定について】

対左E...本人も語っているが左腕ながら左打者を苦手とするタイプ。

変化球...スライダー、カーブ、シュートを投げ分ける。高橋慶彦はスライダーが苦手だったと語っているが、絶対的な決め球がある訳ではなかったぽいのでそれぞれ3ずつで技巧派らしくいい感じに。

スロースターター...回別失点数では86,87年共に初回が最も多い。先制点を多く取られたことがこの年負け越した理由と考えられる。(87年は先制点とか関係ないぐらい援護点を貰ってる。)

 

【ひとこと】

田尾のインパクトが大きすぎて影が薄くなりがちですが4年半の在籍で35勝以上している大成功トレードだと思います。

 

 

 

田尾安志(1985年)【パワナンバー・パワプロ2022】

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キャンペーン「世紀のトレード」 第2弾

安打製造機 新天地へ

シーズン成績 打率.268 13本 60打点

ご存知安打製造機。1982年から3年連続でリーグ最多安打、打率3割以上をマークし看板選手として活躍したが、84年オフに突然の西武へのトレードを告げられる。選手会長としての立場から球団幹部との軋轢があったとも言われているが、主力打者放出の影響は大きく翌日には中日新聞不買運動やトレード撤回の署名運動も行われた。
西武移籍後は主に3番ライトとして起用されリーグ優勝にも貢献したが、キャンプ中に肘を痛めた影響もあり個人成績は打率.268と前年から大きく落ち込んだ。シーズン後半にはスタメンから外れる試合も増えたが、日本シリーズでは全試合にスタメン出場し3割を超える打率をマークするなど本領を発揮した。

 

【査定について】

アベレージヒッター...打率だけを見ると中日時代から大きく下がっているが、殆どの試合で3番で起用されチーム2位の534打席に立っている。ヒットを打つ技術は健在であり、首脳陣からも信頼されていたということではないだろうか。基本3割以下の打者にはつけないんですが、前年までの実績や田尾らしさを表現するために必要な特能だと判断しました。

対左F...対左投手.212 3本 対右投手.290 10本(パワプロ村様参照)左右関係なく打てるイメージだが肘の故障の影響もあったのか左投手に苦戦している。

 

【ひとこと】

今年もまあまあの大型トレードがありましたが、この時の衝撃はとても想像できませんね。

 

 

 

 

山内一弘(1964年)【パワナンバー・パワプロ2022】

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キャンペーン「世紀のトレード」第1弾

虎の4番として優勝に貢献

シーズン成績 打率.257 31本 94打点 10盗塁

タイトル・表彰 日本シリーズ敢闘賞 打撃賞

「シュート打ちの名人」と呼ばれた打撃の職人。オリオンズ時代にはミサイル打線の主軸として打点王4回、首位打者1回、本塁打王2回を獲得。1960年にはMVPも獲得した。1963年オフには打線強化を求める阪神との間でエース小山正明とのトレードが成立。序盤は広い本拠地で調子を崩したものの、4番レフトとして起用され続け全試合に出場。リーグ3位の31本塁打でリーグ優勝に貢献し、日本シリーズでもシリーズ首位打者の活躍で敢闘賞を受賞した。

 

【査定について】

対変化球...打撃職人要素。シュート打ち、内角打ちが代名詞だがアウトコースのボールもタイミングを合わせて運ぶ技術を持ち合わせていたという。野村克也がオールスターでカーブの打ち方を山内に聞きにいったという逸話も(その時は教えて貰えなかったらしい)。

マルチ弾...通算34度の1試合2本塁打以上を記録。2年目の1953年には1イニング2ホームランも。この年もマルチ本塁打3回。

決勝打...この年ホームランを放った試合の勝率は7割超。オールスターMVP3度など勝負強いイメージが強い。特にこの年は優勝チームの4番打者としてつけておきたい!

 

【ひとこと】

リーグ優勝含めてトレードで最も結果を残した選手の1人だと思います。詳しくないけど指標の傑出度とかすごいらしい。

トレード相手の小山はこちら

 

 

小山正明(1964年)【パワナンバー・パワプロ2022】

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キャンペーン「世紀のトレード」第1弾

「精密機械」パ・リーグ最多勝

シーズン成績 30勝12敗 防御率2.47
タイトル・表彰 最多勝

「投げる精密機械」と呼ばれた歴代3位通算320勝の大投手。阪神時代には村山実との二枚看板を築きあげ1962年は沢村賞を受賞する活躍でリーグ優勝に貢献した。1963年のオフに投手力強化を求める大毎オリオンズと長打力を求めた阪神の思惑が一致し、山内一弘とのトレードが成立。狭い東京球場を本拠地としながら宝刀パームで打たせてとるピッチングで開幕から勝ち星を積み重ね9月25日には30勝に到達。最多勝に輝き新戦力として期待に応えた。

 

【査定について】

ゴロピッチャー...阪神時代は快速球とカーブを武器にゴロが少ないピッチングだったが、球威の衰えや狭い東京球場が本拠地となったことでパームを駆使して打たせてとるピッチングにモデルチェンジ。少し後になるが1970年の阪急戦では内野ゴロ14個を打たせるピッチングをしていたことが当時の週ベでも紹介されている。

パーム...代名詞のパームは空振りを取る大きな変化ではなくゴロを打たせるためのタイミングを外す役割が大きかったようだ。決め球だが大きすぎる変化はして欲しくないので4に。

対左E...阪神時代は王貞治を苦手としていたことが有名。阪神最終年にパームで苦手王を克服したが、移籍後のこの年もブルームから3被本塁打、張本から2被本塁打など左打者を苦手としていることがわかる。

 

【ひとこと】

御歳88歳の大御所!割とYoutubeにも出てるので元気な姿が拝見できます。

トレード相手の山内はこちら

 

 

【キャンペーン】世紀のトレード

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これまで多くの選手の運命を動かしてきたプロ野球界のトレード。そこには選手、監督、ファン、首脳陣それぞれの思惑が交差し様々な人間ドラマを巻き起こした。今年のオフも衝撃的な移籍がありましたね(名古屋の球団が特に)。

ということで今回はトレードに焦点を当てたキャンペーンを行います。「世紀の」と銘打ってるのでそれなりの有名選手になると思います。4弾ほど計画してるのでお楽しみに〜

 

第1弾 「元祖 世紀のトレード
1963年オフ 小山正明(阪神)山内一弘(毎日)
阪神のエースであり1962年に沢村賞も受賞した「精密機械」小山正明と、パ・リーグを代表するスラッガーでありミサイル打線の中核を担った山内一弘との大物トレードが成立。主力中の主力選手同士のトレードは後に「世紀のトレード」と呼ばれた。このキャンペーン名をつけたからには欠かせないトレードである。

 

第2弾 安打製造機 まさかの移籍」
1985年オフ 田尾安志(中日)杉本正 大石友好(西武)
3年連続最多安打、4年連続3割を記録したドラゴンズ屈指のバットマンがまさかのトレード。実力と人気を兼ね備えた田尾の移籍が世間に与えた影響は大きく、新聞不買運動や反対署名も行われた。

 

第3弾 「前代未聞 1対4トレード」
1986年オフ 落合博満(ロッテ)⇔牛島和彦 上川誠二 平沼定晴 桑田茂(中日)
1986年のオフ、星野仙一が39歳の若さでドラゴンズ監督に就任。チーム改革を目指す星野は就任と同時に牛島和彦上川誠二平沼定晴桑田茂の4選手とパ・リーグ三冠王落合博満の大型トレードを発表。天才打者落合も然ることながら、抑え投手として全国区の人気を誇っていた牛島やレギュラーの上川の移籍は世間に衝撃を与え、当人の牛島は引退を考えるほど悩み抜いた末に移籍を決断した。

落合牛島に関してはカメハさんが作成されてるのでそちらを見てね!

 

第4弾 「2010年代最大のトレード劇」
2012年オフ糸井嘉男 八木智哉(日本ハム)大引啓次 木佐貫洋 赤田将吾(オリックス)
近年の世紀のトレードといえばこれ。後にWBCで四番も務める糸井の移籍にはあのダルビッシュ有Twitter上で「糸井さんトレードとか、ありえん。」と反応。また、糸井と大引は前日までにそれぞれ新キャプテン、新選手会長就任が発表されていた事から野球界に大きな衝撃を与えた。新人王経験のある八木、木佐貫両投手がトレード要員となったことも見逃せないポイントである。