シーズン成績 打率.227 2本 17打点
表彰・タイトル 日本シリーズ敢闘賞
箕島高校時代には選抜優勝を経験。社会人で2度の休部を経てドラフト外でドラゴンズへ入団。同年のキャンプでの守備練習中にイレギュラーしたボールが下顎に当たり顎を亀裂骨折するも持ち前の闘志で数日後には復帰し開幕一軍を勝ち取る。シーズンに入ると前年レギュラーの田野倉正樹との併用で8番セカンドを務め、5月7日の対ジャイアンツ6回戦で江川卓からのサヨナラ打、6月には月間打率3割を残すなど新人離れした活躍で優勝に貢献。終盤には失速したものの、日本シリーズでは敢闘賞に輝く活躍を見せた。
【査定について】
粘り打ち カット打ち...追い込まれてもバットを短く持ってボールに食らいつく姿からピラニアと呼ばれた。規定到達した翌年以降もリーグ最小三振数を何度も記録している。
悪球打ち...ボール球に手を出す悪癖がありこの年黒江コーチによる罰金矯正法が行われている。日本シリーズでは森繁和が投じた高めのボール球を無理やり引っ張りタイムリー内野安打を放った。
【ひとこと】
2度の社会人休部、キャンプ中のアゴ骨折に加えてシーズン中には風疹で入院。これを乗り越えて日本シリーズ敢闘賞に輝くガッツのある男。間違いなく戦う顔をしてそう。