これまで多くの選手の運命を動かしてきたプロ野球界のトレード。そこには選手、監督、ファン、首脳陣それぞれの思惑が交差し様々な人間ドラマを巻き起こした。今年のオフも衝撃的な移籍がありましたね(名古屋の球団が特に)。
ということで今回はトレードに焦点を当てたキャンペーンを行います。「世紀の」と銘打ってるのでそれなりの有名選手になると思います。4弾ほど計画してるのでお楽しみに〜
第1弾 「元祖 世紀のトレード」
1963年オフ 小山正明(阪神)⇔山内一弘(毎日)
阪神のエースであり1962年に沢村賞も受賞した「精密機械」小山正明と、パ・リーグを代表するスラッガーでありミサイル打線の中核を担った山内一弘との大物トレードが成立。主力中の主力選手同士のトレードは後に「世紀のトレード」と呼ばれた。このキャンペーン名をつけたからには欠かせないトレードである。
第2弾 「安打製造機 まさかの移籍」
1985年オフ 田尾安志(中日)⇔杉本正 大石友好(西武)
3年連続最多安打、4年連続3割を記録したドラゴンズ屈指のバットマンがまさかのトレード。実力と人気を兼ね備えた田尾の移籍が世間に与えた影響は大きく、新聞不買運動や反対署名も行われた。
第3弾 「前代未聞 1対4トレード」
1986年オフ 落合博満(ロッテ)⇔牛島和彦 上川誠二 平沼定晴 桑田茂(中日)
1986年のオフ、星野仙一が39歳の若さでドラゴンズ監督に就任。チーム改革を目指す星野は就任と同時に牛島和彦・上川誠二・平沼定晴・桑田茂の4選手とパ・リーグの三冠王落合博満の大型トレードを発表。天才打者落合も然ることながら、抑え投手として全国区の人気を誇っていた牛島やレギュラーの上川の移籍は世間に衝撃を与え、当人の牛島は引退を考えるほど悩み抜いた末に移籍を決断した。
落合と牛島に関してはカメハさんが作成されてるのでそちらを見てね!
第4弾 「2010年代最大のトレード劇」
2012年オフ糸井嘉男 八木智哉(日本ハム)⇔大引啓次 木佐貫洋 赤田将吾(オリックス)
近年の世紀のトレードといえばこれ。後にWBCで四番も務める糸井の移籍にはあのダルビッシュ有もTwitter上で「糸井さんトレードとか、ありえん。」と反応。また、糸井と大引は前日までにそれぞれ新キャプテン、新選手会長就任が発表されていた事から野球界に大きな衝撃を与えた。新人王経験のある八木、木佐貫両投手がトレード要員となったことも見逃せないポイントである。