技巧派ミラクル左腕
シーズン成績 12勝13敗 防御率3.01
3球団を渡り歩き通算81勝を記録した技巧派左腕。1980年のドラフト3位でライオンズへ入団し、ルーキーイヤーには初登板初完封を達成。左のローテーション投手として82年と83年の日本シリーズでも計4試合に先発登板。84年オフに大石友好と共にドラゴンズへトレード移籍すると、86年から二年連続2桁勝利を記録。87年は開幕投手も務めるなど先発の一角として活躍し88年は6勝で11年振りのリーグ優勝に貢献した。
【査定について】
対左E...本人も語っているが左腕ながら左打者を苦手とするタイプ。
変化球...スライダー、カーブ、シュートを投げ分ける。高橋慶彦はスライダーが苦手だったと語っているが、絶対的な決め球がある訳ではなかったぽいのでそれぞれ3ずつで技巧派らしくいい感じに。
スロースターター...回別失点数では86,87年共に初回が最も多い。先制点を多く取られたことがこの年負け越した理由と考えられる。(87年は先制点とか関係ないぐらい援護点を貰ってる。)
【ひとこと】
田尾のインパクトが大きすぎて影が薄くなりがちですが4年半の在籍で35勝以上している大成功トレードだと思います。