バンザイハマ九
シーズン成績 0勝0敗 防御率40.50
テークバックをほとんど取らず、ワインドアップのモーションで上げた両腕をそのままの位置からリリースする(文字だけだと訳わかんなくなってきた)変則フォーム、通称"バンザイ投法"が持ち味のドラフト2位左腕。九州産業大学時代には明治神宮野球大会にも出場し、即戦力として期待を受けたが開幕は二軍スタート。4月10日に一軍登録され19日広島戦で一軍初登板を果たすも新人の野間峻祥からプロ初本塁打を浴びるなど3失点で1回持たず降板。二軍では22試合に登板し3勝、防御率4.59に終わった。その後は故障もあって2017年から育成契約となり四国アイランドリーグplusへの派遣なども経験し支配下への復帰を目指したが2020年限りで戦力外通告を受け現役を引退した。引退後は球団スタッフとなった。
【査定について】
丸見えバンザイ投法?:球持ち その独特な動きから出処が見えづらいと評されていたバンザイ投法だが、実は握りが丸見えでバッターが打ちやすかったとも言われている。一軍、二軍ともで打ち込まれているのでやはり見えやすかったのだと予想して今回球持ちは無し。代わりに変則フォーム要素としてリリース〇は残した。
牽制〇 アマチュア時代から牽制技術には定評があった。自身でも「苦手ではない。」と語っている。
ゴロピッチャー 軽い球 四球 ドラフト評でも述べられているように両コーナー低めに集めゴロで打ち取るタイプのピッチャー。ある程度のコントロールはあったと思われるが1軍での滅多打ちに始まり二軍でも被打率(51イニングで56被安打)、被本塁打数(8本)共に悪く、与四死球率も39.2%と高い。ちょっとでも高めにいくと捉えられる球威だったと予想し軽い球、際どい所を攻めた結果四球が増えたと考え赤特を追加した。
対ランナー× キャンプでの記事をはじめ走者を出してからの投球が課題だとよく言及されている。
対左C 二軍対右打者被打率.264(136-36) 対左打者被打率.285(70-20)*1と被打率には差がないが被本塁打8本は全て右打者から浴びた。序盤はワンポイント的な起用もされていたので一段階アップ。
【ひとこと】
二軍公式戦では通算79登板とそこそこ投げてる。一軍でももうちょっとバンザイ投法が見たかったですね。
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*1:手動算出なので間違ってるかも!