「No.1」の期待を背負って
シーズン成績 .056 0本 0打点 2盗塁
170cmの小柄な体格ながら社会人では走攻守揃った活躍を見せた外野手。社会人ベストナインにも選ばれた実力で新人ながら背番号1を担いレギュラー大島のライバルとも目されたが開幕は二軍スタート。4月24日に一軍デビュー、7月5日に一軍での初安打を放ったが7試合の出場に留まった。二軍では上位打線を務め規定打席に到達。打率は.231ながら出塁率.348を記録した。翌年以降二軍では月間MVPを獲得するなど出場を重ねたが一軍に定着できず。2019年限りで戦力外通告を受けた。引退後は会社を設立したりウーバーイーツしたりラジオのパーソナリティをしたり色々している。
【査定について】
出塁重視の打撃スタイル:慎重打法 選球眼 三振 選球眼を活かした高い四球率が示すように出塁を重視しているが、その分三振も多い(281打数で61三振)。
対左F 二軍対右投手.307(156-48) 対左投手.136(125-17)*1
インコースヒッター ドラフト評では「内角さばきに自信がありホームベースに近づいて構える」という記述。一軍レベルではその実力を発揮できていなかったが、二軍でのこの年唯一のホームランも内角を捉えたものなので付与。
内野安打 二軍での65安打中内野安打は6本とそこまで多くないが...
走り出しは悪くないんですよね。アマチュア時代に一塁到達3.9秒(めっちゃ速い)を記録したことも考慮して追加。
守備力 打球判断に課題があり、失策も4(守備率.972)と外野手にしては多め。ただ身体能力を活かした守備で二軍ではほぼセンターで出場しているのでDで作成。
【ひとこと】
当時のドラフト誌を見ても大注目!即戦力!って感じでは無いので、ルーキーの野手、しかもすぐ結果が求められる社会人卒に背番号1はやっぱり重かったのかなぁと感じます。もちろんセンスや素質を見込まれての背番号だったとは思いますが...。
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*1:手動算出