さかまのパワプロブログNEO

竜党。パワプロでOB選手を再現しています。

江藤慎一(1959年)【パワナンバー・パワプロ2022】

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闘将のルーキーイヤー

シーズン成績 打率.281 15本 84打点

両リーグ首位打者を達成した伝説のスラッガー。高校卒業後、日鉄二瀬では濃人渉から指導を受け1959年に捕手として中日に入団。当時の中日にリーグ屈指の捕手である吉沢岳男がいたこともあり、キャンプでファーストへとコンバートすると、シーズンでは主に森徹の後を打つ5番一塁としてレギュラーを奪取。新人ながら全試合に出場し、リーグ6位の打率.281 リーグ2位タイの84打点を記録。同じく新人の桑田武がホームランを獲得したこともあり新人王は逃したものの、中軸としての役割を果たした。

 

【査定について】

アウトコースヒッター プルヒッター...盟友であった張本勲が、「日本で右打者のスライダーをレフト方向へ引っ張れたのは江藤だけ」と称している。同僚の権藤も「外角のスライダーは江藤にとってカモ」と述べている。

チャンスB 満塁男...得点圏打率.320 満塁打率は不明だが、通算満塁弾12本は歴代9位の記録でこの年も1本放っている。何より打点王森徹の後を打って84打点はすごい!

走力...江藤に俊足なイメージはなかったが、この年は13盗塁(12盗塁死)とかなり走っている。外野にコンバートした61年の記事では濃人渉も「足と肩があるので良い外野手になれる」と評しているのでCに。

闘志...ファイト溢れるプレーからついた渾名は「闘将」。投手特能なので効果はないが、江藤の生き様を表すには不可欠。

 

【ひとこと】

最近石川昂弥が江藤以来の21歳の4番打者だったり、村松が江藤以来の新人満塁ホームランだったりで新人時代の江藤が取り上げられてましたね。ロッテ時代もデータがあるのでまた作るかもしれません!

最近発売された「江藤慎一とその時代 早すぎたスラッガー」(木村元彦・ぴあ)の記述も査定の参考にしました。読み応えがあって面白かったのでオススメです。