名伯楽となった精密右腕
シーズン成績 0勝0敗 防御率4.58
日本体育大学時代には首都大学リーグ新記録のシーズン10勝、菅野智之にも投げ勝つなど通算22勝を挙げる活躍を見せドラフト4位でドラゴンズへ入団。1年目から二軍の開幕投手を任されるなど期待を受け、2年目の2013年には中継ぎとして1軍デビュー。7月4日の広島戦ではプロ初先発も経験するなど13試合に登板した。翌2014年は2軍で防御率5点台に終わるとこの年限りで戦力外通告を受け現役引退。2015年から母校・日本体育大学のコーチを務め、松本航、東妻勇輔、吉田大喜、森博人、矢澤宏太らをプロへと送り出している。
【査定について】
球種...タイミングを外すカウント球と空振りを狙う決め球としての2種類のチェンジアップを投げ分ける。
ノビE...最速は147だが普段はコントロール重視で140キロ前後。被打率.333と打ち込まれた。
低め〇...右打者の外角低めへのストレートが最大の持ち味。低めに集めるピッチングで「吉見2世」とも称された。
四球...一軍では19.2回で与四球8と少し多いが、二軍では通算与四球率1点台と安定している。一軍の成績はサンプルが少ないので今回はなしで。
【ひとこと】
ここ数年のドラフトの時期にはメディアで目にする機会も多かったですね。特能がいい感じに名指導者ぽくできたと思います。