苦悩の沢村賞
シーズン成績 15勝15敗 防御率3.60
新人から2年連続で最多勝を獲得し臨んだ3年目は、開幕投手を任されるも6回6失点で敗戦投手に。6月中盤までに4連敗を喫するなど波に乗れず6月26日にはリリーフも経験。しかし8月には3年連続となる2桁勝利、9月1日には自身初の無四球完封を果たしチームの躍進に貢献する。混戦パ・リーグの天王山となった9月24日の近鉄戦、ローズに55号本塁打を許すも粘り続け2点リードで迎えた9回裏にこの日の164球目を中村紀洋のスタンドへと運ばれサヨナラ被弾。10月1日の最終戦でも敗れ勝利数と敗戦数がリーグ最多となった。オフには勝ち数や240回1/3という圧倒的な投球回数が評価され沢村賞に選出された。
【査定について】
エースのプライド:打たれ強さB...先発33試合中22試合で120球超え。完投負け7試合ととにかく投げまくった。
球種...この年ぐらいからカットボールも投げ始める。ただカットのサインでもスライダーを投げることがあったらしいので今回は統合して一番かっこいいHスライダー型で作成。
タイトルは2003だけど内容的に多分2001年
ノビ...同僚の鈴木健やバッテリーを組んだ和田一浩は、新人の頃のストレートが一番良かったと評している。しかし和田が開幕戦バッテリーも務めたこの年については、様々な球種でストライクを取る技巧派になっていたという。印象的にBにしたかったが、このスタイルを再現するために変化量多めでノビはCに。
コントロール...与四球数リーグ最多の117、与四球率は4.38とルーキーイヤーよりも高い。デフォルトでもコントロールGだが、上述の通り技巧派のスタイルであったことや無四球完封も記録していることから好調時ならある程度制御できていたと考えEに。
対ピンチE...走者なし被打率.208に対して得点圏被打率.237、満塁では.350と打たれた(前年の2000年も満塁で.800)。援護点3点以下の試合では6勝14敗と接戦で勝ちきれず。
対強打者...対4番打者被打率.150 中村紀、小久保、アリアス、ビティエロ、ボーリックら強打者が並ぶ中でこの成績はさすが。
一発...被本塁打率1.10 中村紀のサヨナラとかローズ55号とかこの年は印象的な一発を浴びた。
乱調...制球を乱して四球で自滅するパターンで負け数が増えた。
リベンジ...99年流行語大賞。効果は関係なしにつけたいよね。(ちなみにこの年も開幕戦で敗れた黒木に対して7月13日に投げ勝ちきっちりリベンジ)
グラブ色...映像を見たら色んなのを使ってるけどやっぱり最後の近鉄戦の印象が強いので近鉄戦で使ってた革色のにしています。
【ひとこと】
投球回数とか勝利数とか負け数とか何度見てもとんでもない数字。この成績に負けないように気合を入れて作成しました。それにしても投げすぎだと思う。
ちゃんと髪の毛も金髪にしたよ!