さかまのパワプロブログNEO

竜党。パワプロでOB選手を再現しています。

川上憲伸(2002年)【パワナンバー・パワプロ2022】

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新球カットでノーノー達成

シーズン成績 12勝6敗 防御率2.35

ご存知ドラゴンズの大エース。98年に新人王を獲得して以降、肩の痛みや急性感音性難聴によって不調に陥り00年は2勝、01年には6勝に終わる。01年オフにマリアノ・リベラの投げていたカットボールをテレビで目にし、そこからVHSの映像だけで投げ方を解明し新たな変化球として習得。この球が左打者に対し絶大な効果を発揮し、開幕投手は逃したものの8月1日の対巨人戦でチームの対巨人9連敗を止める21世紀初のノーヒットノーランを達成。自身4年振りの2桁勝利を果たし、防御率ではリーグ2位の好成績を残す復活のシーズンとなった。

 

【査定について】

カットボール...この年から投げ始めた川上の代名詞。川上自身もこの年の左打者への内角へはほぼカットボールを投じていたと語るほどの武器としている。変化量を6まで上げても良さそうだが、当初は相手が直球だと感じて打ち損じるほどの小さい変化を意識していたと語っている他、変化の大きい左打者アウトローへのカットを投げ始めたのは翌年以降らしいので今回は5で作成。公式OBと同じ変化量になったのは癪だけど。6にするのは2004年ぐらいからで良さそう。

 

低め...同僚の岩瀬が自分よりもコントロールが良い投手として川上を挙げており、特に右打者の外角低めへのコントロールは一品だったと語っている。前述の通り左打者アウトローへのカットは翌年以降だが、ノーヒットノーランの試合でも高橋由伸を内角低めで見逃し三振に取っているので採用!

 

立ち上がり...全盛期の川上といえば尻上がりだが、この年の回別被打率を見ると
1回.182
2回.200
3回.235
4回.231
5回.221
6回.316
7回.308
8回.343
9回.294
とむしろ立ち上がりがよく、終盤に打ち込まれている。03年も初回被打率が0割台だが終盤の被打率が高いため今回は立ち上がり〇を採用。ただ完投、完封はしっかりしているので完投出来そうなスタミナで調整。

 

【ひとこと】

川上の全盛期と言えば沢村賞を取った04年か最多勝の07年ですが、個人的にはこの02年も推したい。今見ると大野雄大の時と同じくらい飛び上がってますね。
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