復活の不死鳥
シーズン成績 4勝6敗1S 防御率5.40
落合黄金期を支えた99年のドラフト1位。すり足投法、シュート多投など様々なスタイルで4度の2桁勝利を挙げたが、度重なる故障に悩まされ2011年から3年間は勝ち星無しに終わる。迎えた2014年は中継ぎ要員として一軍に昇格すると4月25日の初先発で6回2失点で1403日振りとなる勝利を記録した。その後は先発、中継ぎを兼ね7月22日に自己初のセーブを記録するなど4勝を挙げる復活の1年となった。
【査定について】
変化球 投球割合はカット24%、シュート20%、フォーク15%、スライダー9% カットとスライダーを一緒にしてHスライダーに。決め球だったシュートは被打率.364 空振り率4.8%で完全に打ち取らせる為に使用した？ フォークは被打率.170 空振り率19.4%と優秀。
ゴロピッチャー ゴロ率52.8%と打たせて取るタイプ。
打たれ強さC 得点圏被打率が高いことからLOB%は64.5%とそこまで高くないが本来は粘り強く投げ打ち取るタイプ。数々の故障を乗り越え復活勝利を果たしたことも考え一段階アップ。
中継ぎへの活路？ 中継ぎ適正◎＋回跨ぎ キャリアの殆どが先発だった朝倉だが、この年は中継ぎとしても8試合に登板し防御率1.74、被打率.128と優秀な数字を残した。チーム事情から先発登板の方が多かったが、リリーフに専念していたら意外と好成績を残したのでは？と予想し、中継ぎ向きの特殊能力として回跨ぎ〇を追加(リリーフ登板で複数回投げた3試合で自責点0)
【ひとこと】
この時既に大ベテラン感がありましたが意外と32歳。30代で挙げた勝利がこの年の4勝だけ、翌年引退なのも考えて早熟にしてます。
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