さかまのパワプロブログNEO

竜党。パワプロでOB選手を再現しています。

上原晃(1988年)【パワナンバー・パワプロ2022】

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オキナワの星

シーズン成績 3勝2敗1S 防御率2.35

沖縄水産高校時代に4度の甲子園出場を果たした右腕。大学進学を希望していたが、ドラゴンズが強行指名すると星野監督の説得もありドラフト3位で入団。150キロに迫る速球を武器に二軍ではローテの一角を務め、5月20日には初の完投勝利を記録。ジュニアオールスターでも2回無失点の好投で最優秀投手に選ばれる。同月28日に一軍登録すると、優勝を争っていたチームで抑えの郭源治に繋ぐ中継ぎに定着。登板した試合でチームが3度サヨナラ勝ちの不敗神話を築き、郭の離脱時には代役ストッパーを務めるなどリーグ優勝に大きく貢献した。91年に自己最多の8勝を挙げるも血行障害で登板数を減らし、96年には中日を自由契約。広島、ヤクルトと渡り歩くも98年限りで引退となった。

 

【査定について】

変化球...インタビューでも語っているように決め球スライダーは縦と横の2種類。映像を見ても縦スライダーが鋭く落ちている。

勝ち運...上記の不敗神話に加え、二軍では7勝0敗で最高勝率を獲得。

シュート回転...フォームに安定性がなく、悪い時にはよくシュート回転していたらしい。当時の月刊ドラゴンズでは広島の片岡に打たれたプロ初被弾もシュート回転を捉えられたと語っている。

コントロール...四球率がそこまで悪いわけではないが、当時は球の勢いで抑えられていたようだ。週刊ベースボールよみがえる1980年代のプロ野球 PART4(1988年)のインタビューでは、先発転向に失敗した理由として長い回を投げられるコントロールがなかったと語っている。

 

【ひとこと】

勢いのあるフォームから左打者の内角に臆することなく投げ込んでいる姿がいいですね!今の時代から見たら高卒1年目でちょっと投げさせすぎだとは思いますが...。

 

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