帰ってきた暴れん坊
通算403本塁打を放った大砲。中日には2002年まで在籍したが当時の監督山田久志との確執もあり03年にオリックスへとトレード移籍。戦力外を経て05年からは新設球団の楽天に所属し、田尾安志、野村克也等恩師との出会いで本塁打王、打点王を獲得するまでに復活。11年もチーム最多タイの48打点を挙げたがこの年限りで戦力外。12年に古巣中日への10年振りの復帰が決まるとトニ・ブランコとのレギュラー競走に勝ち抜き開幕戦に4番一塁で出場。シーズンではインフルエンザ感染や左手薬指の骨折もあり90試合の出場で1本塁打と不本意な成績に終わってしまった。
【査定について】
満塁男...満塁打率.500(4-2) 前年も.500(2-1)
打撃能力...成績だけで見ると191打数で1本塁打と物足りないが、この年は悪名高い統一球シーズン。同じく統一球シーズンの前年に二桁本塁打を放っており、この年も前年より200打席近く減らしながらも前年に迫る13二塁打を記録するなど長打力を発揮している。従来の球であればもう少し本塁打を狙える能力に。
初球〇...初球打率は.289と特筆して良くはないが、甘く入れば長打もというバッターとしての怖さをこの特能で再現。
積極走塁...鈍足と衰えに負けず走塁でのハッスルプレーが目立った。翌年にはセ・リーグ最年長記録の三塁打も記録している。
【ひとこと】
当時の高木守道監督が開幕から1ヶ月は4番スタメンとして起用するなどかなりの信頼を寄せていたので、4番を任せたくなるような能力を意識して作成しました。
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