さかまのパワプロブログNEO

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鈴木孝政(1984年)【パワナンバー・パワプロ2022】

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技巧派カムバック

シーズン成績 16勝8敗 防御率4.07

タイトル・表彰 カムバック賞

故障前は快速球を武器に抑え、故障後は技巧派の先発投手として通算124勝96Sを挙げた右腕。先発転向3年目の1984年は初の開幕投手を任されると、ローテーションの一角として前半戦時点でハーラートップの10勝を挙げオールスターにも出場。最終的にタイトルは逃したもののリーグ2位の16勝でカムバック賞を受賞した。

 

【査定について】

先発タカマサの球種:ツーシームファスト+スライダー  先発転向後は1982年も作ったが、今回作り直したのはツーシームを投げていたという情報を入手した為。2020年10月17日放送のドラHOT+で「ツーシームは変えるのは握りだけですから。シュートするわけですよね。(中略)左バッターの外へツーシームを投げるとセカンドゴロを打ってくれるんですよ、ちょっと泳いで。私はそういう用途でツーシームは投げましたね」と発言している他、2017年にラジオでも同じようにツーシームを使っていたという発言をしている。

先発転向時に球速差を付けたストレート(今でいうチェンジアップ)を権藤投手コーチから伝授され、これが効果を発揮した。


フォークも抑え時代からの武器で82年の日本シリーズでも投じているが、チェンジアップを付けたのでオミット。
また、前回は付けなかったが転向後にスライダーを習得したことが先発として活躍できた理由だったようで、ベースボールカードに「先発転向後はスライダー投手」という記述がある他、一塁を守っていた谷沢健一もスライダーについて触れている。

勝ち運 &要所○ 防御率4点台(規定到達者20人中15位)ながらリーグ2位の勝ち星。貯金数8はリーグトップタイ。また、被打率が高く防御率も悪いが、これだけ勝ち星を伸ばしているのは要所を抑えていたからだろう(著書「流汗悟道」でも触れられているが、この年7/15日の大洋戦では10被安打ながら3失点完投で勝利投手)。

コントロール 前年の83年に規定到達し15四球という歴代3位の記録を作っている。この年もリーグ規定投球回以上の投手の中では最小なのでAまでアップ。

スタミナ 前年までの近藤監督時代は投げすぎ防止の方針から練習でも100球以上を投じていなかったが、山内監督が就任したこの年はキャンプで200球以上投じたとの記述がある。当時の基準では投球回はそこまで多くないが、9完投という数字も考慮しBに。但し当時では珍しい中5日以上の起用法が取られているので回復はDで。

 

【ひとこと】

本ブログ3度目の鈴木孝政です。落合監督時代のあれやこれがあって嫌われているイメージもありますが、自分は実績的にも人柄的にも嫌いじゃなかったです。OB会長おつかれさまでした。

 

※4/6追記 能力変更しました。

 

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