ハイ・ポテンシャル
最速148キロの直球を誇るドラ1右腕。豊田大谷高校時代は甲子園出場はなかったものの、屈指の剛腕投手と注目され地元球団であるドラゴンズにドラフト1位で入団。高卒ルーキーながら即戦力と期待を受けたが、キャンプ後は身体作りの為に3軍スタートとなる。開幕前の交流試合で同学年ルーキーの鈴木一朗から満塁弾を浴びる一戦などがあり2軍公式戦デビューも5月に伸びたものの、7月にはジュニアオールスターに出場し二軍初勝利も記録。8月には一軍初登板初先発を果たしたが1/3回でノックアウトされる悔しい結果となった。翌年以降はフォーム改造失敗による球速低下や故障にも悩まされ98年限りで戦力外。99年には近鉄に所属するも1年で戦力外となり現役を引退した。
【査定について】
球速 この年の後半には130キロ台まで球速が低下していたと言うが、そのまま作ってもつまらない。3月の実戦では146キロが出ていたという情報もあるので思い切って高校時代の最速で作成。
調子極端 3月21日の実戦では松井秀喜と対戦し最速146キロで打ち取るなど活躍を見せたが、同26日のイチローから満塁弾を浴びたオリックス戦では最高139キロに留まり「前回の巨人戦とは別人」と評されている。二軍公式戦でも無四球でまとめる試合もあれば、立ち上がりから大荒れで大量失点を喫する試合もあるなど不安定感が目立つ。球速の不安定感を出すためにも追加。
内角攻め 入団時にFAで退団した落合博満に「内角の真っ直ぐで勝負したい」と語っている他2年目の松井秀喜との真っ向勝負など攻める意識があることが分かる。高校時代の映像ではアウトロー直球が武器と解説が述べているが青特も1つは付けたかったので付与。
シュート回転 3月26日の登板を見た当時の高木監督が「あれだけシュート回転してはダメだ。」と語っている。一発でも良かったがフォームの不安定感を出すためにもこっちで。
打たれ強さE プロで大成出来なかった理由としてプロ向きの性格ではなかったことが挙げられている。また、一軍マウンドで緊張から本来の力が出せていなかったなどメンタル面の問題が多いように感じた。プロのマウンド経験が少ないことも考慮して一段階低下。
回復E 入団当初は体力面の問題を指摘されていたが結局このシーズン二軍で82 2/3イニングを投げチーム唯一の規定到達。Fまで下げる必要は無いか。
【ひとこと】
以前落合ヘッドコーチが高橋宏斗と比較して名前を出してましたね。高校時代の投球を見ても間違いなくポテンシャルはあったと思うので、じっくり育成すれば活躍していたかもしれません。(その願いも込めて晩成で作成しています。)
というわけで2024年初投稿でした。今年もゆっくりのんびり更新していきますのでよろしくお願い致します。
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