帰ってきた名ストッパー
シーズン成績 1勝2敗9HP13S 防御率2.74
現スワローズ監督。野村監督の下、3年目から頭角を現すと守護神として4度の最優秀救援投手、4度の胴上げ投手に輝き2004年にMLBへ移籍。メジャーでも2年間で計27セーブを挙げたが、2球団目のメッツでは9試合の登板に終わる。翌年、盟友の古田が兼任監督に就任したこともあり入団テストを経てスワローズへ復帰。当初は中継ぎの役割を担ったが五十嵐亮太、石井弘寿の故障で慣れ親しんだ抑えの座に抜擢。8月23日の中日戦から10試合連続セーブを記録し、10月7日の広島戦では日米通算300セーブ目を達成。最終的にチーム最多の13セーブを挙げる活躍を見せた。
【査定について】
幻惑投球術:スローカーブ・緩急〇...代名詞はシンカーだが、MLB時代には「フリスビーカーブ」と呼ばれた遅いカーブを使った投球術を見せた。日本復帰後に共にプレーしていた館山昌平もカウント球としての高津のスローカーブを絶賛している。
名ストッパーたる所以:要所〇...走者あり被打率.327 得点圏被打率.273(走者なし被打率.156)とランナーを背負った場面でそこそこ打たれているが、敗戦数は2で防御率もそんなに悪くない。この年も割と劇場していたのでピッタリな能力じゃないでしょうか。
【ひとこと】
独立時代や監督になってからも含めて日本では主に背番号22をつけている高津ですが、この年だけは背番号11です。レア高津ですね。
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