帰ってきた男気
シーズン成績 11勝8敗 防御率2.55
緻密な制球と投球術が武器の200勝右腕。2008年からMLBに挑戦し、5度の2桁勝利を記録。14年オフにも複数のMLB球団から高額オファーを受けたものの、古巣カープへと男気復帰。開幕からローテーションに加わり3月29日のヤクルト戦で復帰後初勝利を挙げると、同年に復帰した新井貴浩と共に精神的支柱としてチームのCS争いに貢献。オールスターにも選出されるなど、最終的に2桁勝利とリーグ防御率7位の好成績を残した。
【査定について】
Hスライダー...主要な4球種のうち最も威力を発揮したのはスライダー。投球割合は全球種中トップの27.1%で、被打率.188と優秀。デフォルトでは普通のスライダーだが、本人は「イメージ的に大きく曲げたくない」「まっすぐの軌道でスライダーを投げたい」と語っているので高速の方で作成。(カットも17.9%投げているのでこれとも統合)
シンキングツーシーム...MLB時代からの代名詞であるツーシーム。復帰1年目のこの年はボールの違いなどもあり被打率.311と悪いが、投球割合はスライダーに次ぐ26.5%と多投している。翌年のシュート系被打率は.234と改善している＋やっぱり代名詞なので3は欲しいかな。
負け運...この年の援護率は4.03とそんなに負け運してない。しかし4月4日にカープキラー八木と投げ合い7回3失点で敗戦。6月30日には8回2/3を2失点で完投サヨナラ負けを喫するなど不運な負けも目立った。何よりこれがなきゃ黒田ぽくないよね。
【ひとこと】
直球を3.5%しか投げてないので4球種もアリかな？と思ったんですが、代わりに変化量を多めにして作成しました。オーペナで回しても防御率がいい感じになったので割と満足できた査定です。
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