帰ってきた大魔神
シーズン成績 1勝2敗19S 防御率3.18
ご存知ハマの大魔神。メジャー移籍4年目の2003年は故障などで35試合の登板に終わり、この年限りでマリナーズを退団。翌年2月に2年総額13億円の契約でベイスターズ復帰が発表され、ホーム開幕戦の4月6日の阪神戦では日本復帰後初セーブを記録。全盛期程の球威はなかったものの、緻密な制球と投球術で7月まで防御率0.87 1四球と健在ぶりを見せる。しかし8月4日の中日戦で1点差を逆転され敗戦投手となると、そこから3試合連続でセーブ失敗。8月8日のヤクルト戦では3打席連続ホームランを打たれるなど救援失敗が続くと、一時は球団に引退の意向を示したが後に撤回。9月2日に右肘の手術に踏み切りシーズンを終えた。翌年9試合の登板で防御率9.00に終わりこの年限りで引退。
【査定について】
威圧感...成績的には付けるか微妙だが、前半戦は間違いなく佐々木の名前で相手打線が萎縮していたと思うので。
大魔神の意地:対ピンチC...得点圏被打率.182(全体被打率.224) 被本塁打も許さなかった
柔の大魔神:変化球中心...投球比率は直球42%、フォーク54% 初球フォークの投球割合は62% 追い込んでからフォークというイメージを逆手に取った投球術を見せた。直球被打率もかなり良いがどちらかというと球威よりコントロールで抑えるタイプなのでノビはなしに。
【ひとこと】
威圧感が強力な特能なので基礎能力はかなり低めでも良かったんですが、佐々木らしさを重視。能力成長なしでペナントで回すと割と抑えますが、成長ありで回すと衰えも相まってかなり打たれます。
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