うーやん外野に挑戦
シーズン成績 打率.289 27本 78打点 4盗塁
珍プレーでお馴染みの名内野手。14年目の1990年は立浪和義の復帰や現役メジャーリーガーのバンスローの加入によるポジション問題から外野にも挑戦。開幕からクリーンナップを務め4月には月間打率.313を記録するなど好調なスタートも、得意な筈の8月に打率.228と失速してしまう。それでもチーム3位の27本塁打、2位の78打点を記録。外野手としても81試合に出場した。
【査定について】
外野適正...当時の雑誌によると、宇野の外野守備はスタートダッシュに物足りなさは残るがまずまず守れており、ショートで鳴らした肩の強さが大きな武器になっていたという。サブポジ適正レベル1のEぐらいでちょうど良さそうかな。
広角打法...若手時代は引っ張り一辺倒の打撃だったが、落合の加入後は右方向への本塁打が増加。この年の本塁打方向も左12本 中5本 右10本と広角に打ち分けた。
マルチ弾...1985年に1試合2本塁打を8回。日米野球でも記録している宇野の代名詞。この年は1回だが翌年の91年は1試合2本塁打と3本塁打を1度ずつ記録している。
対左...左投手を苦手としているイメージだが、この年は対左.287 6本 対右.289 21本とどちらからも打っている。
【ひとこと】
世にも珍しい外野適正付きの宇野です。ペナントのポジション固定機能を使って一年間外野で使ってみたいですね。