さかまのパワプロブログNEO

竜党。パワプロでOB選手を再現しています。

加藤匠馬(2019年)【パワナンバー・パワプロ2022】

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ドラゴンズ2014ドラフトキャンペーン

加藤バズーカ

シーズン成績 打率.228 0本 13打点

抜群の強肩を誇る2014年ドラフト5位捕手。入団から4年間で5試合の出場に留まっていたが、与田新監督が就任した18年オフからその強肩に注目を浴び一躍正捕手候補に。翌春季キャンプは一軍完走、オープン戦では課題とされた打撃面でも3割近い打率を残し、開幕スタメンを勝ち取るとプロ初安打も記録。その後もスタメン出場が続いたが徐々に打撃面での弱さが露呈し中盤には二軍落ちも経験。最終的に打率.228に終わったものの、チーム捕手最多の92試合に出場する飛躍のシーズンとなった。

 

【査定について】

あんまりデフォルト査定と変わらないのでこだわった部分だけ書きます。

ミート オープン戦打率.292 1本 3,4月打率は.286と序盤の打撃は悪くなかったのでデフォよりも少し高めに査定。ただ翌シーズン以降は全然打ってないのでF止まりに。

意外性 ロッテ移籍後からついている特能だが、この年もシーズン中3本の三塁打やオープン戦で岸孝之からホームランを打つ(しかもナゴヤドームで)など時折長打力も見せた。

エラー この年6捕逸(リーグ最多)、21年にも5捕逸(リーグ最多)とさすがに多すぎ。失点に繋がる場面の捕逸も多かった印象。

 

【ひとこと】

コウテイペンギンさんの加藤となるべく差別化できるように頑張りましたがなかなか難しかったですね。2014年ドラフトの生き残り、今季も頑張って欲しいです。

 

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金子丈(2015年)【パワナンバー・パワプロ2022】

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ドラゴンズ2014ドラフトキャンペーン

魅惑の縦変化

シーズン成績 0勝0敗 防御率3.95

2014年ドラフトでは支配下選手最後の指名を受けた右腕。大商大時代は近藤大亮に継ぐ抑えや先発として活躍。プロ入団後は4月16日の阪神戦で同期投手の中で最速の一軍デビュー。一軍では10試合、二軍では29試合に登板し遠藤一星とともに初年度から年俸アップを勝ち取った。翌年は一軍登板1試合に留まるも二軍では50試合に登板。2017年も二軍で39試合に登板したが一軍出場機会を得られずこの年限りで戦力外通告を受けた。引退後はスコアラーや二軍サブマネージャーなどの球団スタッフを務める。

 

【査定について】

フォークへの絶対の自身:フォーク4マチュア時代から決め球として使っていたフォークは担当スカウトも「低めに決まれば大学レベルでは手も足も出ない」と語る威力。映像を見てもいい変化をしており、少ない登板数ながら一軍でも空振り率が25.81%と高い。プロでも決め球として通用するように4で作成 。

長身からの縦変化:変化球 持ち球はフォーク、スライダー、チェンジアップ。サイトによっては縦カーブの記述もある。↑の映像の4球目がスライダーかカーブ(解説の鈴木孝政はカーブと言っている。)だと思われるがデータサイトではカーブ投球数は0。正直わからんので両方縦方向にして追加。

ノビF 落ちる球の良さとは対照的に課題となったのが直球の威力。大学3年時にも球威不足が課題として挙げられている。二軍でも31 1/3回で被安打36と被打率が高いことからストレート系の威力を欠いたと判断してFに。

ポーカーフェイス シート打撃時に表情を変えず内角をズバズバ突いた様子が記事になっているが、どっちかと言うと落ちる球で打ち取るタイプでインコースにバンバンいくタイプではなさそう。映像を何個か見て「表情を変えず」の方を採用した方が良いと考えポーカーフェイスを追加。

シュート回転 ドラフト評には「動くストレート」との記述が。初登板の映像では右打席方向に抜ける球が多い。速球の威力に課題を抱えていることも加味して赤特を追加。

調子極端 二軍では全て中継ぎ登板ながら5度の複数失点。二軍で6/21〜7/10に5試合連続失点、一軍でも再昇格後の8/28〜9/19で全4試合で失点を喫するなど安定感を欠いている。アマチュア時代も完封など好投を見せる一方で4年夏の交流戦では5回5失点と打ち込まれるなど、この頃から調子に波があるタイプだと感じた。

抑え適正マチュア時代からマウンド度胸を買われ抑えを経験。プロ二軍でも3年間で通算9セーブを挙げた。「どこでも投げれる」感を強めるために適正◎に。

 

【ひとこと】

この年最後の指名選手ですがチーム同期の投手の中では1年目から一番実績を残したので能力も高めに。引退翌年の中継ぎ陣大崩壊の時期ならこの人にも出番はあっただろうに...やっぱり早く切りすぎだったと思います。

 

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山本雅士(2015年)【パワナンバー・パワプロ2022】

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ドラゴンズ2014ドラフトキャンペーン

独立L出身の"ヤマモトマサ"

シーズン成績 0勝0敗 防御率10.30

徳島アイランドリーグでは1年間の練習生を経て選手登録にこぎつけ、ドラフト8位で入団した苦労人右腕。マウンド度胸を武器に1年目から一軍でも3試合に登板、二軍では26試合に登板し防御率2.35の成績を残した。翌年も二軍戦を中心に登板していたが8月に右肘を疲労骨折するとオフに育成契約に。翌年限りで戦力外通告を受けトライアウトや巨人入団テストなどを受けるも復帰は叶わず翌年以降はBCL・富山、BCL・神奈川でプレー。2023年シーズン限りで引退を発表した。

 

【査定について】

内角攻め 自身でも「気持ちの強さを全面に押し出して投げる投球スタイル」と語るように投げっぷりと打者に向かっていく姿勢が評価されていた。

コントロール 二軍では23回で17四死球と結構多めだが、独立時代にはコントロールのまとまりを評価されて抑えに抜擢されている。赤特を付けず極端に低くならないように調整。

ノビC  故障後、トライアウトでの投球だがストレートが結構伸びている。

 

【ひとこと】

年齢的にも素材型として獲得した面が強かったと思うのでシンプルな能力になるように意識して作成。BCLでの完全試合などの活躍を見ると、故障があったとはいえ構想外にするのが早すぎたような気もします。

 

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友永翔太(2015年)【パワナンバー・パワプロ2022】

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ドラゴンズ2014ドラフトキャンペーン

「No.1」の期待を背負って

シーズン成績 .056 0本 0打点 2盗塁

170cmの小柄な体格ながら社会人では走攻守揃った活躍を見せた外野手。社会人ベストナインにも選ばれた実力で新人ながら背番号1を担いレギュラー大島のライバルとも目されたが開幕は二軍スタート。4月24日に一軍デビュー、7月5日に一軍での初安打を放ったが7試合の出場に留まった。二軍では上位打線を務め規定打席に到達。打率は.231ながら出塁率.348を記録した。翌年以降二軍では月間MVPを獲得するなど出場を重ねたが一軍に定着できず。2019年限りで戦力外通告を受けた。引退後は会社を設立したりウーバーイーツしたりラジオのパーソナリティをしたり色々している。

 

【査定について】

出塁重視の打撃スタイル:慎重打法 選球眼 三振 選球眼を活かした高い四球率が示すように出塁を重視しているが、その分三振も多い(281打数で61三振)。

対左F 二軍対右投手.307(156-48) 対左投手.136(125-17)*1

インコースヒッター ドラフト評では「内角さばきに自信がありホームベースに近づいて構える」という記述。一軍レベルではその実力を発揮できていなかったが、二軍でのこの年唯一のホームランも内角を捉えたものなので付与。

内野安打 二軍での65安打中内野安打は6本とそこまで多くないが...

走り出しは悪くないんですよね。アマチュア時代に一塁到達3.9秒(めっちゃ速い)を記録したことも考慮して追加。

守備力 打球判断に課題があり、失策も4(守備率.972)と外野手にしては多め。ただ身体能力を活かした守備で二軍ではほぼセンターで出場しているのでDで作成。

 

【ひとこと】

当時のドラフト誌を見ても大注目!即戦力!って感じでは無いので、ルーキーの野手、しかもすぐ結果が求められる社会人卒に背番号1はやっぱり重かったのかなぁと感じます。もちろんセンスや素質を見込まれての背番号だったとは思いますが...。

 

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*1:手動算出

浜田智博(2015年)【パワナンバー・パワプロ2022】

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ドラゴンズ2014ドラフトキャンペーン

バンザイハマ九

シーズン成績 0勝0敗 防御率40.50

テークバックをほとんど取らず、ワインドアップのモーションで上げた両腕をそのままの位置からリリースする(文字だけだと訳わかんなくなってきた)変則フォーム、通称"バンザイ投法"が持ち味のドラフト2位左腕。九州産業大学時代には明治神宮野球大会にも出場し、即戦力として期待を受けたが開幕は二軍スタート。4月10日に一軍登録され19日広島戦で一軍初登板を果たすも新人の野間峻祥からプロ初本塁打を浴びるなど3失点で1回持たず降板。二軍では22試合に登板し3勝、防御率4.59に終わった。その後は故障もあって2017年から育成契約となり四国アイランドリーグplusへの派遣なども経験し支配下への復帰を目指したが2020年限りで戦力外通告を受け現役を引退した。引退後は球団スタッフとなった。

 

【査定について】

丸見えバンザイ投法?:球持ち その独特な動きから出処が見えづらいと評されていたバンザイ投法だが、実は握りが丸見えでバッターが打ちやすかったとも言われている。一軍、二軍ともで打ち込まれているのでやはり見えやすかったのだと予想して今回球持ちは無し。代わりに変則フォーム要素としてリリース〇は残した。

牽制〇マチュア時代から牽制技術には定評があった。自身でも「苦手ではない。」と語っている。

ゴロピッチャー 軽い球 四球 ドラフト評でも述べられているように両コーナー低めに集めゴロで打ち取るタイプのピッチャー。ある程度のコントロールはあったと思われるが1軍での滅多打ちに始まり二軍でも被打率(51イニングで56被安打)、被本塁打数(8本)共に悪く、与四死球率も39.2%と高い。ちょっとでも高めにいくと捉えられる球威だったと予想し軽い球、際どい所を攻めた結果四球が増えたと考え赤特を追加した。

対ランナー× キャンプでの記事をはじめ走者を出してからの投球が課題だとよく言及されている。

対左C 二軍対右打者被打率.264(136-36) 対左打者被打率.285(70-20)*1と被打率には差がないが被本塁打8本は全て右打者から浴びた。序盤はワンポイント的な起用もされていたので一段階アップ。

 

【ひとこと】

二軍公式戦では通算79登板とそこそこ投げてる。一軍でももうちょっとバンザイ投法が見たかったですね。

 

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*1:手動算出なので間違ってるかも!

野村亮介(2015年)【パワナンバー・パワプロ2022】

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ドラゴンズ2014ドラフトキャンペーン

ドライチと背番号の重圧

シーズン成績 0勝0敗 防御率10.13

U21日本代表にも選出された社会人出身右腕。三菱日立パワーシステムズ横浜から当時の落合GMの推薦もあって単独ドラフト1位でドラゴンズへ入団。エースナンバーの背番号20を背負うなど即戦力として期待を受けたが、キャンプから体力不足を指摘され故障もあって開幕2軍スタート。6月25日に一軍初登板を果たしたが3試合で防御率10点台に終わるとその後は出番なくシーズンを終えた。翌年以降は故障がさらに悪化し右肩痛にも苦しめられ調子が上がらず結果的に一軍登板は初年度の3試合に終わり2017年限りで戦力外通告を受けた。現在は打撃投手を務める。

 

【査定について】

低め〇 高いリリース位置から低めに集める野村最大の持ち味。当時のドラフト評でもこの点が高く評価されている。

球種 社会人時代から高く評価されていた決め球フォークは低め〇と合わせて威力を表現。スライダーのキレも評価されている。

実践向きの球筋?:カットボール 引退後の記事にはストレートが時々カット気味に変化するとの記述。高校時代のドラフト評にもストレートが両方向に変化する癖玉気味との記載がある。しかしこの年の二軍登板時の記事にカットボールで三振を奪ったという記述があるので、意図せず全球カット変化する訳では無いっぽい。その為今回は真っスラではなくカットボール1で作成。

シュート回転 この年のキャンプでシュート回転が多いとブルペン捕手がコメントしている。プロ入り後にフォームを崩してしまったことも活躍できなかった原因のひとつなので不安定感を出すため+上記の両方向の変化を表現するために追加。

ノビE 故障の影響でストレートの球威が大幅ダウン。当時は「お辞儀するストレート」とも評された。

対左E 一軍対右打者.444 対左打者571 二軍対右打者.246(77-19)3本 対左打者.290(55-16)2本*1

一発 二軍では34.1回で5被本塁打(通算でも84.1回で12被本)。一軍では被本塁打0だったが映像を見ても特に浮いた変化球を捉えられる場面が目立つ。

ドラ1指名の決め手と課題:スタミナD回復E 野村のウィークポイントとして再三指摘されているのが体力不足。野村自身も「年間を通して投げ続ける体力が無かった」と語っていることから回復Eにして良いだろう(Fまで下げようかとも考えたが2軍ではそれなりに投げているのでEに。)しかしドラフト1位として指名された評価点は連投したリリーフ登板で球威が落ちなかった点にある。これと回復Eを両立させるためにリリーフとしてはスタミナを少し高めに調整。回復は遅いがスタミナを保っていれば球威は落ちないように再現した。

 

【ひとこと】

成績を残せなかったとはいえ仮にもドラ1ピッチャー。どこかにそれだけのポテンシャルはあったはず!と考え、力を入れて情報収集、査定を行いました。社会人時代の映像を見ても割といい球投げてるんですよね。色んな「もしも」があれば大活躍していたかもと考えずにはいられません。

 

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*1:スイッチヒッターは対左打者として算出。手動計算なのでちょっと間違ってるかも!

遠藤一星(2015年)【パワナンバー・パワプロ2022】

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ドラゴンズ2014ドラフトキャンペーン

一番星オールドルーキー

シーズン成績 打率.271 4本 14打点

俊足強肩イケメンを兼ね備えた2014年ドラフト7位。東京ガスでは1年目からレギュラーを務めるなど4年間を過ごしドラゴンズへ入団。2軍で開幕を迎えた直後に右手首の骨折で離脱したが6月末に一軍昇格すると遊撃レギュラーに定着。8月末に右肩亜脱臼で再度離脱するまで41試合に出場し、7月の月間打率は.324を記録するなど存在感を示すルーキーイヤーとなった。

 

【査定について】

遊撃守備の実力:守備力 捕球 後に外野コンバートとなる遠藤だが、この年もキャンプから送球難を露呈しコンバート案が出ていた。しかし当時のドラフト評でもショートでの守備範囲や捕球に関しては評価されており、送球以外に関してはそこまで下げる必要は無いと感じた。オールドルーキーということも考慮してデフォよりも高くDぐらいに。

対左C  対右.260(96-25) 3本 対左.295(44-13) 1本 左打者ながら左右関係なく打てることが評価されており、7月30日時点では対左から.364(対右.295)と高打率を記録していた。

対変化球〇 対ストレート打率.233(60-14) 1本 対変化球打率.300(80-24) 3本

バント〇 通算犠打成功率93%(16-15)

 

【ひとこと】

2014年ドラフトで1年目に最も数字を残したのはこの人。出場数キャリアハイは2019年ですが、最も活躍が目立った1年目を作成しました。応援歌のかっこよさばかりがフォーカスされがちですがプレーに関しても走攻顔揃った良い選手でした。

 

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