精密機械の意地
2018年成績 5勝7敗 防御率3.87
低めに集める制球で打者を討ち取る右腕。2013年の手術以降故障に苦しめられていたが、2016年に6勝を挙げた。2018年は開幕こそ二軍だったものの4月12日の初先発で初勝利を挙げるとその後は離脱者が相次いだ先発ローテーションを守り続け8月10日のヤクルト戦では2012年以来となる無四球完封勝利を達成。結果的にチームの日本人では松坂、笠原に継ぐ5勝を挙げるシーズンとなった。
【査定について】
対左E 対右.257 8本 対左.315 7本
スロースターター 制球が良い為大崩れこそ少なかったが、1回被打率.304 5本、2回被打率.338 1本と立ち上がりに課題。先制を許す展開が多く勝ち星が伸びなかった。
抜け球 125.1回で15被本塁打と多く、デフォでは一発が付いている。しかし、当時を見ていた記憶では失投が多かったというより僅かな失投を捉えられ、球威が無い為飛ばされていた印象。シュートの被打率が悪いことも考慮し旧シュート回転の抜け球の方で再現。
【ひとこと】
8月10日の完封以外毎試合失点と全盛期の力は無かったもののしっかりローテを支えてくれました。翌年のドームのマウンド変更がフォームに合わなかったと語っているので、これが無ければもっと長く現役を見れたかも...?