一発長打男の覚醒
1977年成績 打率.333 27本 71打点
本塁打王の実績や年間代打本塁打日本記録を持つ「一発長打の大島クン」。プロ入り4年目の72年に外野手として規定到達を果たしたが、打撃の調子の波が大きいこともありレギュラー定着とはならなかった。76年に代打本塁打日本記録8本を達成すると、77年は森本潔との三塁手争いに勝利しレギュラーを奪取。自身初の20本超えの本塁打を放った他、リーグ4位の打率.333を残すなど覚醒の一年となった。
【査定について】
対左A 対主力投手相手の成績は対右.305(252-77) 対左.463(69-32) また左投手が多くない時代ながら27本塁打中12本を対左から放った。当時のプロ野球カードにも「左投手に強い」と記述がある程なのでここはAに。
覚醒の秘訣:初球〇 著書「振り切った、生ききった」でも語られているが、高打率を残した理由はファーストストライクの甘い球を思い切って振るようになったから。デフォにも付いている理由はおそらくこれ。
代打〇 この年は序盤以降ほぼレギュラーだが代打率.375(8-3) 1本とさすが。
三振 三振数74と現代基準だと多くないがこの時代の中では割と多い方に入る(規定到達者34人のうち70三振以上は7人だけ)。豪快なイメージや上述の初球打ちとのイメージも合わせると付けた方が妥当か。
逆境〇 負くっか魂!!
【ひとこと】
殿堂博物館図書室にも未所蔵の78年ドラゴンズメディアガイドを入手!
— ささかまさかま (@sakamapawapuro) 2024年11月24日
前年限りで退団したデービスの情報も載っており、これで査定できる! pic.twitter.com/yBFrbBVVad
最近77年のデータが調べられる書籍を入手したので早速打率.333大島を作成。77年メンバーは74年と82年の優勝を繋ぐなかなか面白い選手揃いなので、引き続き作っていこうと思います。
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