剛球左腕 円熟のピッチング
シーズン成績 6勝9敗1H 防御率4.31
全盛期はノーコンと豪速球で慣らした左腕。2006年にMLBからヤクルトに復帰するも07年オフに「新しい友達を作り」にFAで西武へ移籍。08年に2桁勝利を記録するなど先発の一角として活躍し、11年8月7日には通算2000奪三振を達成した。シーズンではやや不調気味で防御率4点台に終わったものの、終盤からポストシーズンにかけてはリリーフに回りCS1stステージでは8回無死一三塁を無失点に抑える好投を見せた。
【査定について】
コントロール...日本復帰後、特に西武時代の石井は相変わらず荒れてはいたもののベテランらしい投球術を見せていた。コントロールDでまとまりを出しつつ荒れ球で石井らしさを表現。
対ピンチE...全体被打率.274に対し得点圏被打率.330 防御率も悪いのでFにしようか迷ったがCSでの緊急登板が忘れられないのでEに。
ノビE...直球被打率.323 被本塁打5。翌年もストレートだけで10被本を喫した。
【ひとこと】
CSがかかったシーズン最終戦でリリーフ待機していた姿も印象的です。防御率3点台ぐらいに収まりそうな能力になりましたがこの年は特に調子が悪い日が多かったってことで良いでしょう(翌年3点台で2桁勝ってるし)。