マサカリ名捕手
シーズン成績 打率.170 1本 3打点
正捕手として長年ドラゴンズを支えた名キャッチャー。前年に中尾の入団により正捕手の座を奪われ、82年は控え捕手の座に甘んじていたが抑え捕手として出場した5月23日の太洋戦で鈴木孝政が逆転サヨナラ満塁弾を被弾したことでキャッチャー失格と判断され以降は代打要員に。チーム2番目の代打起用数で7月8日の大洋戦でサヨナラ打、9月28日の巨人戦ではサヨナラのきっかけとなるサード原のエラーを誘う強烈な打球を放つなど勝負強い活躍を見せ優勝に貢献した。日本シリーズでも出場したがこの年限りで引退。翌年に行われた引退試合では当時日本ハムに在籍していた江夏豊と対戦した。
【査定について】
送球B...弱肩として語られることもあるが前々年には4割超え、前年にも3割5分超えの盗塁阻止率を記録している。
対変化球...投手の癖を見抜くのが上手く、狙い撃ちを得意としていた。江夏豊の癖を見抜いていた他、前述の江川から放った打球も変化球を狙い撃っている。
【ひとこと】
「ここ一番に木俣あり」も名歌詞。球場に電車で通っていたので活躍した日にファンからパンを貰ったエピソードが大好きです。