パームボールの新人王
シーズン成績 4勝5敗1S 防御率3.51
パームが武器の技巧派右腕。1969年からドラフト指名を4度拒否し社会人野球に在籍していたが中日から5度目のドラフト指名を受け入団。キャンプ中に稲尾和久コーチからパームボールを習得すると、1年目から13勝を記録し新人王を獲得。翌80年は右足の故障もあり1勝15敗の成績に終わった。1982年は故障も完治し中継ぎや谷間の先発として好投を見せた。
【査定について】
変化球...藤沢といえばやはりパーム。2年目の1勝15敗は故障でパームの制度が落ちたことが大きな要因だが、翌年には1年目の時のように投げれるようになったと語っている。
クイックF 対ランナー...大きく足を上げてタイミングを取るため、ランナーがいてもかなりモーションが大きい。新人年の週べでは走者が出てからピッチングが大きくなり、崩れそうで簡単に崩れないと述べられている。クイックモーションは上手くないがランナーがいても崩れない投球と判断。
【ひとこと】
2年目の数字は何度見てもびっくりします。いつか再現してみたいですね。