江川キラーのガッツマン
シーズン成績 打率.136 0本 3打点
俊足巧打の外野手。明治大学時代には東京六大学リーグで首位打者を獲得。入団3年目の1981年には外野・サードで出場し規定打席には届かなかったものの打率.292を記録した。82年はセンターのレギュラーと目されていたが、オープン戦で右手首を骨折し戦線離脱。レギュラーの座は平野謙に譲ったものの俊足を活かした球際に強い守備で守備固めを中心に103試合に出場。9月28日の巨人戦では4点ビハインドの8回裏に江川卓から逆転のきっかけとなる代打安打を放った。
【査定について】
対エース〇...大学時代から江川卓との相性が良く「江川キラー」として名を馳せた。江川以外にも江夏豊からプロ初ホームラン、84年には西本聖から逆転弾を放つなど大投手に強いエピソードが。
肩力...遠投100メートルの強肩から矢のような送球と評されたが、この年はオープン戦の右手首の故障を推して出場した影響で右肩痛に悩まされた。前年9補殺を記録するもこの年は0に終わっている。
【ひとこと】
引退後はコーチ、スカウト、昇竜館寮長なども務め、現在は名古屋市で居酒屋「おちょうしもん」を営んでいます。東スポWebのコラムが読み応えあって面白かったです。