若き左腕エース
シーズン成績 16勝5敗 防御率3.14
表彰・タイトル 最高勝率
1976年のドラフト1位。3年目の79年にデビューし81年に初の規定到達。82年は小松・郭らとともに先発の軸として期待されると、開幕から好調をキープしオールスターゲームにも出場。夏場までに11勝を挙げたが、その後は腰痛も重なりリリーフも経験。それでも最終盤には先発に戻りチームトップの16勝、221.1投球回を記録し優勝に大きく貢献した。日本シリーズでは第2戦に先発するも石毛宏典の打球を足に受け緊急降板。第3戦でも先発するが初回に1点を失い、2回途中でマウンドを降りることとなった。
【査定について】
リリース...背筋力を活かした投球フォーム。直球でも変化球でも安定した腕の高さからボールを投じている。
スロースターター...前年は立ち上がりが悪くシーズン途中から中継ぎに降格。この年も夏場以降早い回で捕まることが増え中継ぎで調整を行った。
【ひとこと】
通算48勝ながら「燃えよドラゴンズ!往年の名選手編」にも登場する記憶に残る投手。生真面目な性格で引退後も職員として球団に残り続けています。