さかまのパワプロブログNEO

竜党。パワプロでOB選手を再現しています。

鈴木孝政(1982年) 【パワナンバー・パワプロ2022】

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シーズン成績 9勝7敗 防御率3.11

快速球ストッパーから技巧派へと転身した右腕。抑え投手ながら規定投球回に達する活躍で1976年には最優秀防御率に輝いたが登板過多による肘痛で低迷。復帰後の1982年には5月23日の大洋戦で長崎慶一から逆転サヨナラ満塁弾を喫し、これがきっかけで先発へと転向する。これまでの速球で空振りを取るスタイルから変化球とコントロールを重視したピッチングへとモデルチェンジし、7月1日の巨人戦ではわずか88球で自身初の完封勝利を記録。17度の先発登板で規定投球回に達し9勝を挙げる活躍でリーグ優勝に貢献した。

 

【査定について】

チェンジアップ&ゴロピッチャー...先発転向に際し当時の権藤博ピッチングコーチから伝授された同じフォームから3段階の球速差をつけたストレート(現在でいうチェンジアップ)を習得。鈴木自身もこの球で面白いようにゴロが取れたと語っている。

軽い球...ストッパー時代から被本塁打が多く、この年も上述のサヨナラ満塁弾に加え日本シリーズでは2球連続でバックスクリーンへのホームランを浴びた。

緊急登板...著書「流汗悟道」で出番が告げられると踏ん切りがつく性格だったと述べている。

 

【ひとこと】

全盛期の快速球も良いけど技巧派時代も渋くて素敵!